上位表示するには

検索機能でキーワードを入力すると、そのキーワードにより関連したページから順に表示されていきますが、この順位はアルゴリズムというプログラムにより決定されます。ですから、このアルゴリズムに合わせたページを作ることで、上位に表示させることができるわけです。
ちなみに、このアルゴリズムは数百個もの条件があるのですが、大きく分けて「ページ内要因」と「ページ外要因」の2つの要因からページを評価していきます。

ページ内要因とは、そのページの中に存在する要素のことです。たとえば、ページの中の文字やその出現回数、文字の位置や配置場所などです。
一方、ページ外要因は、ページの外に存在する要素のことです。たとえば、対象ページに別のページからどのくらいの数のリンクが張られているのか?リンクが張られているアンカーテキスト上の文字は何か?などです。
ロボット型は、このページ内に含まれる要素とページの外に存在する要素、この2つを分析してページの評価を行っていきます。

スタイルシートとSEO

スタイルシートの特徴がわかると、なぜSEO対策になるのかもわかります。スタイルシートの特徴は、デザインとテキストソースを独立してとらえているところにあります。
文字の大きさや背景色、そのページのレイアウトのスタイルまで、CSSファイルが担っています。HTMLファイルに記述するのは、検索エンジンが探し求めている飾らないソースだけです。検索エンジンが求めているソースが提供できるから、SEO対策になるのです。

加えてそれが、WEB標準に準拠していれば、検索エンジンの願ってもないソースとなります。検索エンジンの求めるソースにかなっているかどうかは、Markup Validation ServiceやCSS Validation Serviceで検証します。
なら、スタイルシートを勉強してみようかなと思えてくるでしょう。スタイルシートは、デザインを操れるのですから、気まずいテキストを人に見せずに内緒にして、検索エンジンにだけ見せることが出来ると知るでしょう。でも、それをやったらスパムになります。やってはいけないこととやるべきことがコンタミしていて混乱を招きます。

また、レイアウトを操れるのですから、大事なものをソースの前に書いて、検索エンジンに知らせることができます。しかし、レイアウトの関係上、それらを後ろに持って来たい時には、後ろに持って来ることが出来ます。
ソースでは前に、表示では後ろにという芸当をやってのけます。そのようなテンプレートを作れば多少なりともSEO対策になります。このように、CSSの需要が多くなればなるほど、CSSチェックも重要になってきます。

Contents

PR